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クローズアップ 「サン・ライフ」散骨体験クルーズ乗船レポート

サン・ライフの自社船、サン・ビクトリアⅢ号船内の祭壇

時折強く降る雨が肌寒い5月の終わり、神奈川県平塚市にある葬儀社、サン・ライフが行う散骨体験クルーズに参加してきました。雨のためキャンセルもあり、参加者は3組6名でした。平塚駅前のサン・ライフ サカエヤホールから車の送迎で平塚新港まで。当日の様子をレポートします。

海洋葬に最適なクルーザー「サン・ビクトリアⅢ号」

サン・ビクトリアⅢ号

雨の平塚新港で待っていたのはサン・ライフオリジナルのクルーザーサン・ビクトリアⅢ号です。ルーフ付きで十分な広さのある後方デッキ、海面からちょうど良い高さのトランサム(戸立)は散骨をするのに最適な環境です。

サン・ビクトリアⅢ号の後方デッキ サン・ビクトリアⅢ号の船室

対面式で12名が着席できる船室の前方には特設の祭壇があります。船の揺れを考慮して花瓶や骨箱などを置く部分に転倒防止のくぼみができています。考えられた設計に関心するばかりです。参加者全員が船内に着席したところで、サン・ライフで自然葬を担当している伊藤さんから説明がありました。

身振り手振りを交えた分かりやすい説明

説明する伊藤さん

伊藤さんからは船の設備や救命胴衣の使用方法など、安全面に関する説明とサン・ライフで行う海洋葬の流れについて説明がありました。葬儀業界で20年以上の経験がある伊藤さんのお話は、エンジンのかかった船内でも聞き取りやすく、身振り手振りを交えた説明がとても分かりやすいです。話し方も工夫されているようでした。

膨らませた救命胴衣

さらに驚いたのは、救命胴衣の使い方の説明方法です。実際に膨らませた救命胴衣を見せて説明している散骨業者は初めてでした。見た目にもインパクトがあり、海上での安全を注意喚起するのに十分な効果があると思います。

本番と同じ流れの海洋葬を和やかな雰囲気で

散骨の流れを説明する伊藤さん

体験クルーズ参加者は、終活のひとつとして経験したいという方や、実際に故人の散骨を検討している方など、参加の理由はさまざまでした。伊藤さんの話を注意深く聞いて、本番と同じように祭壇に手を合わせ献花を行い、散骨後にお別れの花を捧げます。セレモニーの最中も伊藤さんは大きなアクションで参加者に式典の流れを説明していました。

模擬散骨を行う参加者 お別れの花

実際の散骨式の際は、散骨ポイントを船内のGPSプロッタで計測して海の散骨証明書に記載します。これでいつでもお参りに行くことができます。散骨終了後は船鐘を鳴らして黙祷、船を3回旋回させた後、汽笛を鳴らして一礼して終了となります。

GPSプロッタと操縦室 旋回する船  

行き届いた心配りが嬉しい

帰港するサン・ビクトリアⅢ号

散骨式が終了すると、船はゆっくりと平塚新港に帰港します。当日は雨だったので、傘の貸出やレインコート(雨合羽)の配布があり、極力雨に濡れないようにと十分な配慮がありました。また、船室内はウイルス除去の空気清浄機とサーキュレーターで換気を行い、感染対策にも十分に気を配っていました。

船室内のサーキュレーター ウェットティッシュ

船室の入り口横には献花・散骨後に手を拭くためのウエットティッシュが用意されているなど、とにかくサービスが行き届いていました。体験クルーズでここまで対応してくれるのであれば、本番も安心してお願いできる。そう思える内容でした。

花かご 海上に漂う花びら  

サン・ライフは葬儀社ならではのセレモニーと自社船運航という強みを活かして、これまで多くのご家族と一緒に海への散骨を行っている散骨業者です。また散骨後の食事会もサン・ライフの施設で行えるという点も、大きな特徴のひとつです。今回、散骨体験クルーズに参加して、サン・ライフが故人を見送るセレモニーを大切にしているということを感じました。

ご協力いただいた散骨施行業者

サン・ライフ サカエヤホール
サン・ライフ
1933年創業の葬儀社が自社船で行う海洋葬。セレモニーとして故人を海へ送る海洋散骨サービスを提供している。全国散骨船協会加盟事業者。
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