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クローズアップ 「千風堂」チャーター散骨乗船レポート

美しい花祭壇と遺骨

春の陽射しが暖かい横浜港ピア像の鼻。今回は東京都大田区の葬儀社、千風堂(有限会社オフィス未来)のチャーター(個別)散骨を取材してきました。代表の田邊さんによる海洋散骨は、船の上で行うということに気を配り工夫を凝らした、和やかで華やかなものでした。

酔い止めの確認と飲物の準備

ピア像の鼻に停泊するクルーザー

ピア像の鼻は大さん橋と赤レンガ倉庫の間に位置する桟橋です。防波堤で仕切られているので、横浜港内のほかの桟橋に比べ波もなく穏やかです。今回乗船するクルーザーは10名程度の定員で、桟橋から乗り降りしやすいちょうど良いサイズでした。

キャビンのテーブルに用意されたお茶

当日の乗船者はお客様2名、千風堂のスタッフ2名(田邊さんともう1名)、私と船長を含めて合計6名とゆとりのある人数でした。まず最初に「酔い止めは飲まれましたか?」とスタッフの方から確認がありました。船に乗りなれていない方に対しては必要な気遣いです。その後お客様を船内へ。テーブルのドリンクホルダーにはペットボトルのお茶がセットされています。

船内のスペースを最大限活用した花祭壇

花祭壇

船内の奥の棚にセットされた花祭壇。スペースに限りがある船内を活用して作られています。暖色でまとめられた花の色合いも優しく、遺骨を納めた箱のデザインも素敵です。お客様が乗船する30分以上前から準備をするそうです。女性らしい気遣いと温かさが伝わってきます。全員が着席したことを確認して、いよいよ出航です。

第一海堡を目指すクルーザー

船はスピードを上げて沖合を目指します。横浜出発の散骨には何度か乗船していますが、ここまで船を早く走らせるのは初めてでした。田邊さんに尋ねると、「周辺環境にも配慮して、できるだけ外洋に近い場所で散骨ができるように、木更津沖(第一海堡)を目指しています。」と説明してくれました。

富士山を望む東京湾で散骨

三浦半島の先に富士山が見える

散骨ポイントに到着しました。入港待ちの大型船が遠くに見えます。この時期にはめずらしく西の方向にはぼんやりと富士山が顔を出しています。沖合に出ているので、時折船も大きく揺れます。船内の祭壇に手を合わせて、後方デッキに移動します。船の揺れで転ばないように腰を落としてゆっくりとお客様を案内します。

お客様の献花をサポートする田邊さん

田邊さんは花かごを持って花びらを手渡します。安全に配慮して細かなところまでケアしてもらえるのは、船に乗りなれないお客様にとって心強いサポートです。散骨から献花へ。ゆっくりとした時間が過ぎていきます。

鮮やかな花々で最期のお別れ

海面にできた美しい花道

献花のあと、水面には色鮮やかな花びらが広がっていきます。春の陽射しが白、オレンジ、紫色の花びらを際立たせ、最後のお別れを華やかに演出しています。献花に使用する花にも千風堂のこだわりを感じます。

スピードを上げて帰航

散骨式を終えると再び船が動き出します。行きと同じように速度を上げてピア像の鼻を目指します。揺れる船の中で長い時間を過ごすより、できるだけ早めに陸に上がれる方が乗り物酔いしにくい、という配慮があるからです。

和やかで華やかな千風堂の海洋散骨

ピア像の鼻へ帰港

ピア像の鼻に到着するまで、船内では田邊さんとお客様が和やかに会話をしていました。コミュニケーションを大切にされているのが分かります。下船時には「海洋散骨はいかがでしたか?」と感想を聞くなど、最後までお客様を気遣う姿が印象的でした。


同じ横浜出発の海洋散骨でも、業者により内容はさまざまです。今回乗船した千風堂は葬儀社ということもあり、対応が細かなところに行き届いていました。特に花祭壇、遺骨を納める箱、献花の色合いなど、女性らしい演出が散骨をより記憶に残るお別れにしているのだと感じました。

千風堂の花祭壇
千風堂
"わかりやすさ"をモットーに、葬儀の予備知識を持つことで納得・安心してご利用いただける、葬儀社ならではの海洋散骨をご提案しています。
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