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散骨業者取材記海洋散骨プロデュース珊瑚礁

海洋散骨プロデュースの今井社長

海洋散骨プロデュース 珊瑚礁(株式会社シードリーム)の今井社長にインタビューしました。当日は雨模様の天気でしたが、今回はオフィスではなく、お仕事のフィールドでもある横浜・象の鼻桟橋近くでお話を伺いました。

Q:散骨・海洋葬を始めたきっかけは?

マリーナの支配人をしていた当時、葬儀社から散骨の問い合わせがあり船を出すことがありました。その時に「海の怖さを知らない人間が散骨・海洋葬を行なう事は危険だ。」と思い、私には葬儀業界での経験もあったので、それじゃあ安全で安心出来る散骨施行会社を自分で始めてしまおう、と決意したことがきっかけです。

Q:散骨・海洋葬で心がけていることは?

ご遺族の皆様に故人様を明るく見送っていただけるよう、安全・快適な船の運航を心がけています。埋葬・納骨という言葉には一般的に暗いイメージもあると思いますが、すべてを海に戻す最後のお別れを、ご遺族の記憶に残る、感動を伝えることができるような明るく素晴らしいものにするために、また散骨をおこなったご遺族がそのあと海や船を見ただけで故人様のことを思い出すことができる散骨式となるよう、常に心がけて散骨を施行しています。

Q:今まで実施した散骨・海洋葬のなかで印象に残っていることは?

100人規模での散骨

散骨・海洋葬はおもに身内で執り行うことが多いので、一般的には大規模な施行がありません。そのなかで100人規模の散骨を実施したことが今でも強く印象に残っています。また、お子様の散骨をおこなったお母様から、散骨のあと「今井さんに会えて本当に良かった。」と感謝の言葉をいただいた時のことは、今でも忘れられません。

Q:珊瑚礁の散骨・海洋葬の特長を教えてください。

散骨・海洋葬の様子

乗船される当日に、ご遺族と昔からの顔見知りのような関係を持てるような、電話や面談で事前のコミュニケーションをしっかりおこなっています。もちろん、ご遺骨をお預かりして当社で散骨する「委託散骨」の場合でも、よほど遠方でない限り訪問してしっかりとお話をして引き取らせていただいております。乗船中は周りの景色の案内や、いろいろなお話をすることで、船酔いの原因である船の揺れを感じさせないような演出をしていますし、散骨をするときは、故人様の供養についてお話をしています。ありがたいお話ですが、下船時にはご遺族のみなさまに「とてもよかった。」と感謝のお言葉をいただています。また、ペットの散骨も取り扱っているところも特長のひとつです。

Q:最後に散骨・海洋葬を検討されている方へメッセージをお願いします。

お伝えしたいことは4つあります。1つめは、散骨・海洋葬は法的にも認められている埋葬方法(葬送)なので、埋葬の選択肢のひとつとして検討していただきたいということ。 2つめは、自分のお墓の継承者がどうなっているのか、お墓の管理者が途絶えてしまうことはないか、途絶える場合はどうするのか。これをしっかりと考えて検討していただきたいです。3つめは安心して任せられる業者を選んでいただきたいこと。「埋葬許可証」の確認や「同意書(誓約書)」の記載など、基本的なことをおこなっていない業者には安心して任せることができないと思います。最後4つめは、少しで構わないのでご遺骨の一部を残していただくと、残された方の心のよりどころになると思います。

インタビュー後記

「これまで自分が経験してきたことは、すべて今の仕事をするために与えられたものだと思う。」と話をされたときの表情は、自身の仕事に対するやりがいと誇りに満ちているようでした。これからも散骨・海洋葬を通じて、多くの方に感動を伝えてほしいです。

プロフィール

海洋散骨プロデュース珊瑚礁
代表:今井 健夫(いまい たけお)
神奈川県出身
百貨店勤務の後、葬祭業界10年、船舶業界6年の経験を経て独立2010年株式会社シー・ドリームを設立。明るい雰囲気の中でご遺族に感動を伝える散骨を心がけて営業を行なっている。趣味は仕事、というほど現在は仕事に力を注いでいる。

【基本情報】
住所:〒252-0015 神奈川県座間市南栗原6-31-71-4

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海洋散骨プロデュース珊瑚礁の口コミ・評判

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