母の葬儀はコロナの感染状況を踏まえて、近くにいる母方の親族のみで1日葬を行いました。私たち夫婦がいなくなった後、子や孫たちにお墓の管理を託すのは忍びないと以前から考えており、粉末化したお骨を海へ散骨(自然葬)して弔うことを決意し、母にも生前に了解をもらっていましたので、海への自然葬もお願いすることにしました。
当日は息子と孫と3人でクルーザーに乗船しました。お墓に埋葬されていた父のお骨も一緒に散骨できたので、母も寂しくなかったと思います。手元に少量残した父と母のお骨は、フォトスタンド型の手元供養品に入れており、自宅でも常に両親の面影を身近に感じる事ができています。
母の一周忌で実施したお参りクルーズには親族ら12人で乗船し、父と母を散骨した場所でお参りをしました。同行してくれたスタッフの伊藤さんが安全第一ですべて取り仕切ってくれ、参加した親族らも海からの景色を楽しみながら和気あいあいと過ごせたようです。下船後はサン・ライフの法要会場で新鮮な魚や温かい土瓶蒸しなども味わえ、100%満足できる見送りとなりました。本当にありがとうございました。
※サン・ライフHPより一部抜粋しています。
湘南の海を身近に感じながら青春時代を過ごした主人。結婚後は娘が生まれるまでの2年間、サイパンの真っ青な海に囲まれてともに暮らしました。仕事はもちろんのこと、登山やマウンテンバイク、息子と一緒に楽しんでいたSUP(スタンドアップパドルボード)など、多彩な趣味にも全力で取り組んでいました。
あの日も、慣れ親しんだ相模川馬入河口から海へとパドルを漕ぎ出したようなのですが、不慮の事故に遭遇して行方不明に。無事の帰還を祈りましたが、約1週間後に葉山沖にて発見されました。52歳でした。
主人は常々、私や子どもたちの前で、「自分にもしものことがあっても墓には入りたくない。海へ散骨してほしい」と話していました。なんとか主人の遺志を叶える方法はないかと調べていたタイミングで、サン・ライフでも散骨ができることを知りました。主人の希望を実現させたい一心で、体験クルーズに息子と一緒に参加。その当日に海への散骨を決意し、日取りも決めてもらいました。
年末の慌ただしい中での「出航」となりましたが、天候にも恵まれて実施することができました。家族の他、主人の友人も乗船してくれて、主人の旅立ちを見送りました。船内では高校時代にコピーバンドを結成するほどのファンだったサザンオールスターズやHOUND DOGのヒット曲を流し、当時を懐かしむ友人の姿も見られました。主人が発見された葉山付近まで航路を伸ばしてくれた担当スタッフの伊藤さんの気遣いには感謝の言葉しかありません。
周囲からは、海への散骨に対して心配する声も多々ありましたが、大好きだった海へ還ることができ、きっと主人も喜んでくれていると確信しています。いずれはサイパンの海へ還してあげたいと思っています。
※サン・ライフHPより一部抜粋しています。
私は3人姉妹の長女で、実家には父が生前に購入した墓地もありましたが、父の兄弟は遠方に住んでおり、すでに他家に嫁いで名字が変わっている親族も多いため、墓じまいをした上での散骨を考えるようになりました。お墓には祖父母や叔父叔母、父が埋葬されていましたが、事前に親戚の皆さんに理解してもらい、母にも生前、正直に伝えていましたので、92歳で息を引き取った母の散骨について、スムーズに進めることができました。
主人の父の葬儀や、娘の成人式や結婚式などで、これまでにもサン・ライフとは深い縁のようなものを感じていました。以前からサン・ライフ互助会の会員にもなっており、今回お願いした海への散骨のことは、会報誌で知ることができました。
散骨を依頼するにあたり、サン・ライフへ相談に伺ったところ、ペットの散骨も一緒にできると聞いてビックリ。亡くなったネコたちも一緒に弔ってあげたいとお願いしたところ、快く引き受けてくださいました。散骨当日は天候にも恵まれ、波の状態も穏やかで、ホッと安心できました。初雪で薄っすらとお化粧した富士山を目のあたりにした時は、参加した10名の親族皆で感動。同行してくれた担当スタッフの伊藤さんは、墓じまいの際にも心を尽くしてくれ、お寺への対応についても色々と相談に乗ってくれました。
母が亡くなったことで、これまでのように親族が実家へ集まるという機会も減ってしまうため、どこかで一区切りできる機会が欲しいなと思っていたのですが、散骨後にサン・ライフの施設で食事もできるとお聞きし、お願いすることにしました。想像以上の豪華な料理の数々に、参加した親族の皆さんも大満足の様子でした。
※サン・ライフHPより一部抜粋しています。